ご報告
こんばんは。
ご無沙汰しております、ゆとりです。
最近ブログの更新が出来てません。やってません。
先日、実の祖父が永眠しました。
享年87歳。
小学校の教頭を勤め、退職してからも色々な人が尋ねてくる人望のある人でした。
13年前から人工透析になり、順調に行ってました。
でも、2011年の東日本大震災で息子(自分から見ると伯父さん)を亡くしてから
目に見えて元気がなくなり、やつれて、あまり出かけなくなりました。
常に気にかけていて、事あるごとに会いに行っていたのですが
心臓が悪くなり、一月ほど前から入退院を繰り返していました。
そして、だんだんと透析をするたびに血圧が下がるようになり、透析を続けることが難しくなりました。
7月15日を最後に人工透析をやめ、2015年7月17日16時27分、眠るように亡くなったそうです。
18日からのキャンプの予定をキャンセルして会いに行こうと思っていたところに届いた訃報でした。
透析を止めた時点でこうなることはわかっていたのですが、まさかこんなに早いとは思わず
最後に一目会うことが叶いませんでした。
ただ、通夜と葬儀の時に、ばあちゃんの喪服を着付けることができたのがせめて幸いでした。
心をこめて、帯を結びました。
葬式のとき、季節はずれのトンボが一匹、自分のところにふらふらと飛んできました。
本当にふらふらで、思わず指を出すと、迷わずそこに止りました。
自分が多少動いても、全く動こうとせず、ただ指の先に止ってました。
どこかにやることも出来ず、それになんだか追い払うことも出来なくて
何もせず、ただじっと見守っていました。
それをずっと見ていたばあちゃんが、
「そのトンボはきっとじいちゃんだね。だから大事に動かさないようにしてたんでしょう?」
と、まるで自分の心を見透かしたように言いました。
ばあちゃんの目にも、じいちゃんが最後に挨拶しに来た様に写ったのだと思います。
みんなが集まってきたのを見て満足したのか、しばらくするとトンボはどこかへふらふらと飛んでいってしまいました。
じいちゃん、今まで本当にありがとう。
87年間、お疲れ様でした。
迷惑を沢山かけたけど、本当にじいちゃんのことが大好きでした。
喪に服す、ということではありませんが、心が落ち着かずにまったくみなさんのブログも見てませんでした。
10日過ぎて、だいぶ落ち着いてきたので、ブログもボチボチと再開して行きたいと思います。
キャンプもね。
皆様、これからもどうぞお付き合いください。
それでは。