魔女の瞳に恋してる。

ゆとり

2016年08月11日 01:03




今日から夏休みのゆとりですこんばんは。

今年の夏はしじみキャンプの予定♪

楽しみですね。



さて、5月の登山ログ第3弾。

昨年11月に雨の中登山をして、山頂まで行くのを断念した一切経山。

次回は絶対晴れた日に行きたいと思っていたので、天気を見計らっていました。

一切経山が湛える五色沼、通称【魔女の瞳】。

晴れた日の表情はどんな表情なのか。

それを確かめたくて、遂に一切経山登山を敢行しました。


よろしければクリックお願いします。励みになります。

にほんブログ村
一切経山には浄土平ビジターセンターから登るのが近くて楽なのですが、

噴火警戒レベルが上がっているため、現在浄土平からの登山道は閉鎖中。

そのため、現在のルートとしては山の北側からのアプローチが一般的。

よく使われるのは不動沢橋登山口で、前回はそこから登りました。


しかし、また同じ場所からのアプローチというのもちょっと味気ない。

恋焦がれた魔女の瞳への再会。

多少の困難があったほうがこの気持ちも燃え上がるに違いない(笑)


と、いうことで違うルートを選択。

色々と検索しまくって選んだのが、【姥湯温泉登山口】。

山形の米沢方面から登るルートで、途中『大日岳』、『兵子(ひょっこ)』『家形山』を経由して

一切経山へと向かうルートです。

このルートで向かっている人は見つけられなかったのですが、兵子を過ぎると吾妻縦走路に繋がるので

多分いけるだろうという安易な考えから選択しました。





姥湯温泉登山口のスタートはいきなり梯子から。

早速不安になりながら梯子を上るとそこは原始の森のように木々の生い茂る登山道。

辛うじて道はわかるも、整備されているとはとても言いにくい。





ほとんど手付かずの登山道を進みます。

倒木などもいたるところにありました。




途中、道が途切れ、木の枝に乗って進まなければならない場所や、
木の根が道となっている場所も。





花が咲き始めでしたね。




途中、少し開けて眺望がいい場所も。



鎖場もあっていきなり盛りだくさんの内容。。。。



なんだか大日岳でお腹一杯になってしまうくらいやっつけられました。
さらに山頂の標識などはなく、三角点があるのみ。
ちょっとウロウロして探したのですが、やはり三角点しか見当たらないです。




少し休憩して、次の兵子(ひょっこ)へと進みます。




が。



ここで。



おそらく熊とニアミス(゜д゜;)



藪の左側は切り立った崖なのですが、すぐその奥でガサガサと大きな音がしたかと思うと、
大きな物体が崖をかけおりる(落ちる?)ようなドドドドという轟音。

さらには崖の下のほうで騒ぎ出す鳥達。


心臓バクバクでした。

引き返すことも視野に入れつつ、でも先へ進みたい気持ちも強くて。

鈴だけでは心もとないので音楽をかけながら進むことに。







兵子まではそこまで難しい場所は無く。

最後の兵子の山頂だけは岩が積み重なって形成されていました。




ここが360度の眺望。

目指す一切経山の姿も確認できました。




兵子を過ぎると吾妻縦走路に合流。
ここを西に進めば東大顛や西吾妻山西大顛へと続く。
東へ進めば家形山を経て一切経山までいける。

もちろん自分は東へ。



少し進むと自分の背丈よりも高い藪漕ぎが数ヶ所。




足元を見ると湿原のため、飛び石のコースが続いているのがわかる。

その飛び石を頼りに数回の藪漕ぎを終えるとご褒美の水芭蕉が♪




水芭蕉は自分が小さい頃から大好きな花。

水芭蕉の群生にうっとりし、心が満たされたことで体も軽くなり、

どんどんと先に進めます。


陽の当たらない場所には雪が残っていて、何回か踏み抜きながら



途中、勝手に山のヌシと名づけた木があったりしながら



分岐を超えて優しい登山道を進み続けると。




いよいよ、姿を現しました!!




五色沼、通称『魔女の瞳』です。

魔女の瞳は正確には冬に凍った五色沼の中心が溶けた頃の事を指すらしいのですが。


この景色に会いたかった自分はここでテンションがMAXに。


そのまま五色沼を右手に見ながら家形山の山頂に到着。





そこから滑りやすいガレ場を下ると、一気に五色沼に近づきます。




なんとも言えないブルーの水を湛えた五色沼。






しばし足を止めて見入っていました。


去年、暴風とガスと雪でこれ以上は進めないと断念した場所。


今日、この天気のときにここに戻ってこられて良かった。



残すは、一切経山に登頂するのみ。



木道から巨石のあるガレ場を登る。




その間、絶えず視界に入ってくる五色沼。




火山特有の黒い溶岩が混ざるガレ場は非常に滑る。




何度も足をとられながらも、ようやく。





一切経山の山頂に到着。

半年越しの念願が叶いました。



先にも記述した、本来であれば浄土平から登ってこられる簡単なルート。



やはりロープが張ってあり、これ以上進むことができない。



山頂は非常に展望が良く、吾妻小富士や福島の街並みも綺麗に見ることができた。









山頂でのお遊び。

撮ったら戻るシリーズ。


これをこうすると。。。



キャトルミューティレーション的な(笑)



はいすみません(-_-;)




山頂からも五色沼が見える。





風が強くなってきたので早々に下山して、五色沼と一切経山が一度に楽しめる贅沢な場所で昼食。






行きたい場所、見たかった場所、試してみたかったルート、全てを堪能することが出来て最高に満足な山行となりました。



最後は来た道を戻って。


ラストの梯子は上から見ると結構な高さで怖かったです。。。







5月の山行はこれにて終了。


思い返しても内容の濃い山行が続きました。


少しは山に慣れたかな??


次回からはやっとキャンプの記事に戻ります。



ま、のんびりと更新しますねー。



おしまい。

よろしければクリックお願いします。励みになります。

にほんブログ村


アウトドア ブログランキングへ

あなたにおススメの記事
関連記事